野の花図鑑 前のページへ戻る

カンヒザクラ(寒緋桜) バラ科

写真
撮影日:2003年3月16日 場所:千葉県習志野市香澄公園


高さ5〜7メートルの亜熱帯性の桜で、別名ヒカンザクラ(緋寒桜)。釣り鐘型の紅色の花を下向きにつけます。ソメイヨシノのように完全に開くことはなく、散る時もツバキのように花ごとポトっと落ちるようです。 琉球諸島に野生化している他、関東以南の公園や庭などで栽培されています。沖縄では1月に咲き、ガンジツザクラ(元日桜)とも呼ばれ、桜と言えばこの花を指すようです。関東ではソメイヨシノよりも早く、3月中旬頃に咲き始めます。
3月13日に向島の百花園でも見かけました。まだ蕾ですが、開くにつれて赤みを増すようです。
サムネール写真
▲全体
サムネール写真
▲百花園のカンヒザクラ
サムネール写真
▲百花園のカンヒザクラ全体