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オキナグサ(翁草) | キンポウゲ科 |
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撮影日:2003年3月13日 | 場所:東京都向島百花園 |
日本では本州以南に分布する多年草で、山野の日当たりのよい場所に自生し、かつては日本の春を彩る代表的な花でしたが、最近は乱獲されるなどして、ほとんど見ることはできなくなり、幻の野草とまで言われているようです。 花の時期には高さ10cmほど、花が咲いた後はどんどん茎が伸びて40cmほどになります。4月頃に赤紫の鐘状の花を下向きにつけ、花が終わると白髪のような長い白い毛をもった種をたくさん付けます。その姿が老人の白髪頭に似ていることから、オキナグサとつけられました。葉や茎、花びらの裏側には白い毛が密生しています。 根は毒性を持っていますが、下剤などの漢方薬として用いられています。 オキナグサはその変わった形から、ファンが多く人気もあるのでいろいろなところで紹介され、私も一度は実物を見てみたいと思っていた花でした。 百花園の芝地のような所に、他の草に混じって無造作に植えてありました。そこがまた百花園のいい所なのですが。 |
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