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ニワゼキショウ(庭石菖) アヤメ科|ニワゼキショウ属

ニワゼキショウ
撮影日:2009年4月29日|場所:千葉市幕張海岸

今でこそ、どこにでも咲いている花ですが、40年近く前、浜松の大きな公園の芝生ではじめて見た時は、なんときれいな花なんだろうと感動したのを覚えています。種を取ってきて、ベランダに植えて見たのですが、結局は芽が出ませんでした。
花の色は、白と濃い赤、ちょっと薄めの赤の三種類ほどあるようです。それぞれ別々に群生していることもありますが、大概は混生しているようですc どこがアヤメ科なのかと思ったら、葉の形がアヤメの葉に似ているということのようです。
もともとは、明治時代に観賞用として北アメリカから持ち込まれ、植物園などで栽培されていたもののようですが、最近では、日当たりのいい公園の緑地や、芝生、道端など、いたるところで目につきます。

 
ニワゼキショウ・メモ
■赤い花と白い花
ニワゼキショウには、赤い花と白い花がありますが、最近は、白い花よりも、赤い花の方が優勢のように見えます。
ニワゼキショウ ▲赤い花
ニワゼキショウ ▲赤い花
ニワゼキショウ ▲ニワゼキショウの種
■群生するニワゼキショウ
ニワゼキショウは大群落を作ることが多く、花の盛期は壮観です。
ニワゼキショウ ▲白い花の群落
ニワゼキショウ ▲赤い花の群落