｜前のページへ戻る｜「野の花図鑑」トップへ戻る｜ カントウタンポポ （関東蒲公英） キク科 撮影日：2003年4月10日 場所：東京都港区浜離宮 関東から中部地方に分布する日本原産のタンポポ。タンポポは東北・北海道に分布するエゾタンポポ、関西地方に多いカンサイタンポポ、関西以南に多いシロバナタンポポ、全国に分布しほとんど一年中咲いているセイヨウタンポポなどがありますが、最近、野原で普通に見かけるタンポポはほとんどセイヨウタンポポで、カントウタンポポを見かけることは少なくなりました。 カントウタンポポの特長は顎の部分が反り返っていないことです。セイヨウタンポポは大きく反り返っているので、花をちょっと裏返してみると見分けがつきます。カンサイタンポポも少し反り返っているようです。 浜離宮のタンポポはカントウタンポポとセイヨウタンポポが混成していました。この写真を撮った場所は一面カントウタンポポのようでした。 ▲カントウタンポポの群生