田んぼのあぜ道などちょっと湿ったところに生える多年草。同じ仲間で、花の形が飛んでいるサギの姿に似ていることから名付けられた、白い花をつけるサギゴケがあり、この花は花の色が紫色であることからつけられた名前です。
蔓状の茎を地面を這うように伸ばし、1.5cmほどの紫色の花をたくさん付けます。花の中央部に二つの膨らみがあり、オレンジ色の斑点がついていて、花弁の上部が深く切れ込んでいます。トキワハゼに似ていますが、トキワハゼは花が少し小さく、花の中心が白いので全体に白っぽく見えます。また、花弁の切れ込みも浅いようです。
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