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ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)
キキョウ科|キキョウソウ属
撮影日:2009年6月27日|場所:千葉市幕張海岸近くの草地
ヒナキキョウソウは、最近は、海岸近くの草地や大きな川の土手などに群生しているのをよく見かけますが、この花を始めて見たのは、わずか数年前です。
似た花に「キキョウソウ」があり、うっかりすると同じ花と思ってしまいますが(はじめ、私はそう思いました!)、キキョウソウは、花をたくさんつけるのに対して、ヒナキキョウソウは、茎の頂上に花を一つつけるだけです。
花の色もちょっと違うように感じます。キキョウソウの方が濃い紫色をしているようです。
ヒナキキョウソウ・メモ
■ヒナキキョウソウとキキョウソウ
▲ヒナキキョウソウ
▲キキョウソウ
ヒナキキョウソウは頂上に花を一つだけ咲かせます。その下にある蕾は、閉鎖花といって、花は咲きません。
それに対しキキョウソウは、ひょろひょろと高く伸び、その茎の葉の付け根に花をたくさん咲かせます。
■日のあたる草地に群生
ヒナキキョウソウは、その辺に咲いているという花ではないので、なかなか見つけられないのですが、一つ見つければ大体群生していて、毎年同じ場所に咲くようです。