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マツバウンラン(松葉海蘭) ゴマノハグサ科|ウンラン属

マツバウンラン
撮影日:2009年4月29日|場所:習志野市谷津干潟

最近になって、急に目につくようになった花です。図鑑などにはあまり出ていないので、おそらく最近になって帰化した植物と思われます。
30〜50cm前後の細く長い茎をのばし、その先に数個のちいさな紫色の花をつけます。
花の形はゴマノハグサ独特の形で、サギゴケとかトキワハゼなどと似ています。
埋立地の空き地や造成地などに多く見られるので、土と一緒に運ばれて繁殖していると思われます。

先日、静岡県の山の中でお茶を栽培している方から、この花の名前を尋ねられました。
海岸近くに繁殖するものだと思っていたので、山の中で発見されたのは意外でしたが、お話を聞いてみると、数年前に茶畑の土を入れ替えたので、その時に紛れ込んだものではないかということでした。

 
マツバウンラン・メモ
■マツバウンランいろいろ
マツバウンラン ▲ゴマノハグサ科特有の唇状の花
マツバウンラン ▲ひょろひょろした茎と細い葉
マツバウンラン ▲群生して一斉に咲く