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コメントの停止

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木と遊ぶ
ohta 2012-3-31 0:23

スパムコメントの嵐で、削除が追い付きません。

やむなくコメント機能を完全停止しました。

かずえさん、ごめんなさい。



コメント欄をフリーにしておいたら、案の定、スパム攻撃を受けているようです。

ちょっと様子を見ていたのですが、コメント欄に英文のコメントが自動で送られているようなので、コメントを承認制に変更しました。

かずえさん、いつもコメントいただいているのにすみません。

その都度チェックを行って、問題がなければ公開するようになります。

ちょっと面倒ですがよろしくお願いします。

 



曖昧さ

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木と遊ぶ
ohta 2012-3-25 17:53

 

 

 

 

 

 

絵でも俳句でもそうですが、曖昧さというのは、かなり重要です。

白黒をはっきりさせない、形を明確にしない、言いきってしまわないなど、曖昧にすることによって、余情や余韻が生まれることは、よくあることです。

今度のレリーフも、絵であれば、翼や上部の空間などは曖昧にしたいところですが、レリーフはそれができません。特に寄木の場合、輪郭をぼかすなどということは不可能で、何らかのはっきりとした形が、そこに出来上がってしまいます。

曖昧さが許されない表現というものが、これほど難しいとは・・・

 

 

 



木の固さ

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木と遊ぶ
ohta 2012-3-21 23:36

 

 

 

 

 

 

今回の「鳩と少女」は、色を重視したので、固い木ばかりになってしまいました。

面白いのは、濃い色とか、鮮やかな色の木ほど固い、と言うこと。

例えば、この絵の中に使っている木で、一番固いのは、羽の部分に使っている濃い紫色のパープルハートという木。紫檀や黒檀よりも固く、しかも脆いというどうしようもない木ですが、色が独特なので使っています。

たったこれだけ彫るのに5時間近くかかってしまいました。

また、顔の下に背景として使っている黒いのがインドローズ、赤いのがパドックと言う木なのですが、これもまた固く、途中で投げ出したくなります。

尾に使っているちょっと緑色がかった木は神代欅。これは、木に逆らわずに刃を入れればまあまあ削れるのですが、小口や逆目になると、彫刻刀が跳ね返される感じです。

顔に使っているのは桜で、これは一番彫刻に合っている木ではないかと思っています。適度な固さと粘りがあり、刃の跡も奇麗です。

鳩の首と羽の先に使っているのがウォールナット。これはまあまあの固さ。

羽の付け根にある赤い木は花梨で、これも固い木です。

人物の頭の部分に使っている黄色っぽい木はマホガニーで、これは非常に柔らかくいのですが、繊維が強い感じで彫りにくい木です。

羽の先の下の方に斜めになっている木はチーク。これもそれほど固くはないのですが、マホガニーに似て彫りにくい部類の木です。

 

なんだかんだ、桜以外はどれも彫りにくく、ここまで20時間近くかかってしまいました。 いつになったら完成するやら・・・。

 

 

 



「春」完成

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木と遊ぶ
ohta 2012-3-19 21:42

 

 

 

 

 

 

やっと完成です。

タイトルは、とりあえず「春」としました。

レリーフの方が、いろいろ表現できそうなので、しばらくこんな感じでやろうと思います。

次は「鳩と少女」のイメージです。

 

 

 

 

 ▲「鳩と少女」のイメージラフ。

 

 



額を作る

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木と遊ぶ
ohta 2012-3-15 18:03

 

 

 

 

 

 

額のは、いろいろ悩んだ末、年輪のはっきりした栗を使うことにしました。

幅は広めの6cm、フラットでシンプルなものにしようと思っています。

アクセントとして、左上の隅に薄い桜の板をはめ込むことにしました。

レリーフのはみ出し部分は額にはめ込むようにして、額とレリーフを一体化、

というよりも、額も作品の一部、というようにします。

このはめ込みがまた結構難しい。

 

 

 

 

 ▲一通り組み込んでみた。額のエッジが欠けてしまったり、組み込みが合っていなかったり、ちょっと粗が目立つ。

 

 



形がやっと・・・

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木と遊ぶ
ohta 2012-3-12 18:57

 

 

 

 

 

 

何度かやり直しながら、やっとここまできました。

まだ、直したいところがあるのですが、形を少しでもいじってしまうと、すべてのパーツを変えなくてはならなくなるので、この辺でよしとして、後は細かな調整を行い、額を作ることになります。

額をどうするか、考え中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ▲木の厚みは約10ミリ。

 

 



レリーフに挑戦

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木と遊ぶ
ohta 2012-3-7 18:26

 

 

 

 ▲サイズは、額縁も入れてA4くらいにするつもり。

 

 

次はレリーフに挑戦しようと思います。

いろいろな木で部品を作って組合せ、額絵にしようというものです。

少女に花を配し、春の雰囲気。

最初のラフでは、左上に飛んでいる二羽の鳩を入れていたのですが、形がうまく作れなかったのでやめました。

作り始めて見ると、木の組み合わせが大変だと言うことが解りました。

なかなかぴったりと合ってくれません。

ここまで作るのに3日。これはちょっと時間がかかりそうです。

 

 

 

 

 

 

 ▲ここまで3日。サクラ、インドローズ、サティーネなど固い木が多く削るのが大変。特にサティーネは固すぎて、買ったばかりの鋸の歯が欠けてしまった。

手が腫れてきた。

 

 



残念ながら・・・

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木と遊ぶ
ohta 2012-3-2 14:09

 

 

 

 

 

 

5月に予定していたクラフトマーケットへの出店を、諸事情により断念することになってしまいました。

目標を失ってしまいましたが、まあ、これで、ゆっくり作れるというものです。

マフラーの少年を作ってみました。

50×50×110ミリのチークで、この木は、丸彫りでは初めて使う木ですが、余り細かい彫りには向いていないようです。

木に粘りがなく、どちらかと言えば生乾きの粘土のようで、もろい感じがします。

特に刃が逆目に入った時は、注意しないとぽろっと欠けてしまいます。質の良くない石炭とでもいった感じ。

作品はまあこんな感じか。これ以上手を入れると、のっぺりした感じになってしまいそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ▲少女3の修正個所:

・頭を全体的に小さくした。

・猫背の感じがしたので、首を若干細くし、右肩を少し下げて、首周りをすっきり。

 

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