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▲彫り始めてから約6時間。サクラの木は固くてなかなかはかどらない。また、彫刻刀がきれなくて、切り口がささくれだっている。 |
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久しぶりに彫刻刀を手にしました。今年の五月に行われるはずのクラフトマーケットに出展してみようと思ったからです。
今年は魚をテーマにしようと考えているのですが、なかなかアイデアが浮かばないので、手慣らしに人の顔を作ってみようと思います。
まず、木の大きさに合わせて、原寸で方眼紙にスケッチし、全体のイメージをつかみます。
動物などを作る時は、上下左右前後の6面の絵を描き、それをトレースして木に写すのですが、今回は、まず、油粘土で全体のボリューム感などを確認、それを見ながら、彫りかけの未完成な感じを出したいので、直に彫り始めました。彫りながら考えるというスタイルです。
久しぶりなので、手がすぐに痛くなり、親指にマメができそうです。
おそらく、もう10時間くらいはかかるでしょう。
それにしても、彫刻刀が切れない!丸のみは砥ぐのが大変なのです。
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▲方眼紙に原寸で大体のイメージをスケッチ。木は62×62×155ミリのサクラを使用。木が縦長なので、そこを活かしながら、木からまさに誕生しようとする、どこか未完成なイメージに仕上げたい。 |
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▲まず、油粘土で立体になった時のイメージをつかむ。それを見ながら、インスピレーションで彫って行こうと思っている。 |
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▲斜めから見たところ。キューブの感じを残しながら粗い部分と精密な部分の対比を強調しようと思っているのだが、これからどうなるのか、今のところ私にもわからない。
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